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2011年11月25日(金) 中部経済新聞に掲載されました!!


                液体燃料改質ユニット
                アクト  改良バージョン開発

水処理設備、環境機器製造のアクト(本社 小牧市大山苗田946の1、小林浩社長、電話0568・47・2421)は、電磁波を活用してボイラーなどの燃料効率を向上させる液体燃料改質ユニットの改良バージョン 「 PBリファインU 」 を開発、今月から本格展開している。
制御部を本体と一体化したほか、電磁波発生部を小型化し、全体をコンパクトな設計に変更した。
「 燃焼効率が高まることで、燃料コストの低減やCO2の削減にも貢献できる 」という。

PBリファイン-デモ機
制御部を一体化してコンパクトになった「 PBリファインU 」 (右はスケルトンモデル)

               本体と制御部一体化

               電磁波発生部 小型で効率アップ

同社の液体燃料改質ユニットは、燃料の分子に電磁波エネルギーを断続的に継続して放射する世界初の技術(特許取得済み)。
メカトロ技術で高周波地場の回転を制御するのが特徴。
分子同士の運動が活発化し、また、その分子がクラスター化されることで結合を促進し、燃焼反応を向上させる装置。
5年前から市場投入し、これまでに全国で600台の納入実績がある。
設置するボイラー周辺は狭小スペースがほとんどのため、今回、制御部と本体部を一体化し、電磁波発生部のコイルも独自に開発して小型化に成功した。
また、コイル形状が小さくなったことで、送油管に接近したため、従来品に比べ効率がアップしたという。
重油、A重油、ガソリン、軽油など炭化水素系燃料のほか、水などの流体物に効果があるという。
送油管は20A〜50Aに装着できる。
1台で毎時130リットルが標準だが、それ以上の場合は数台を連結する。
ランニングコストの電気代は1ヶ月約300円。
特に大型のボイラーなどを使用する工場向けに拡販する。
販売は、提携するリファインウェーブ(本社 横浜市)が担当する。
アクトでは、年間500台の出荷を目標にしており、「 将来は、ガスなどの気体にも対応できる装置を開発していく 」としている。

掲載記事より


2010年12月10日(金) 中部経済新聞に掲載されました!!


        高山のクリーニング工場に廃水処理設備を納入
           初の担体型有機システム 発生汚泥減らす


水処理設備、環境機器製造のアクト(本社 小牧市大山苗田946の1、小林浩社長、電話0568・47・2421)は先月中旬、高山市内のクリーニング工場に従来処理方法に比べ、汚泥発生量を半減することができる「担体型有機廃水処理システム」を初納入した。
有機物を取り込む”担体”にリサイクル材料を活用した仕組みで、環境に優しい処理方法として引き続き幅広い採用を促していく。    (小牧・岩崎幸一)
アクトは処理工程で発生する汚泥の減量化をめざし、2009年12月にクレハエンジニアリング(福島県)、日水コン(東京都)、東邦テクノロジー(名古屋市)など6社で「担体型有機廃水処理法研究会」を結成。
反応タンク内で酸素量に応じ好気環境と嫌気環境を繰り返し、微生物による有機分解効率を高める同技術の確立・普及を図っている。
同研究会ではこれまで、茨城県内の公共下水処理場に実験機を設置し、データー収集を行いながら採用を呼びかけてきた。
今回のクリーニング工場の導入はその第一号案件で、アクトの油分分解処理装置「油太郎(あぶらたろう)」を組み合わせたシステム(幅1メートル、長さ18メートル、深さ3.5メートル)をクリーニング工場の屋外に設置。
泡成分などを含む水を約5時間かけて河川に流せる状態に処理する。
同一環境下で処理する標準活性汚泥法に比べて、好気と嫌気の両環境で処理する同システムは汚泥発生量の半減が可能。
また、担体には建築廃材やペットボトルキャップなどのリサイクル品を採用しており、設備面でも環境保全の取り組みをアピールしている。




デモ機-処理イメージ
デモ機での処理イメージ
掲載記事より